事業概要

地域の抱える課題やニーズに対応した複数のワーキンググループ(WG)を編成し、新たなサービスやビジネスの創出を目指すとともに、地域産業を活性化するための高度ICT人材の育成及び支援活動を行います。 その他、新しい技術に対する勉強会や、試作による地域実証実験などを受託し、産学連携とNPOメンバー企業JVによって推進します。 地方活性化では、大都市部ではできないとか、または、必要ないが、地方では求められるようなマーケットを創出し、地産地消で課題を解決できるスキームが必要になります。大学は地域の企業と連携し、地域貢献を目指すことで存在価値を高め、企業は大学の知財の活用や人材の採用により、地域の経済活動に貢献し、下請け中心の産業構造を改革することが重要なテーマの一つです。 具体的には、次の5つのWGに分かれて活動を行います。

農業・流通WG

農業分野におけるICTの活用や、その一環としての圃場センサーを利用したスマートアグリ並びに人口減・高齢化社会に対応した、ICTを活用した新たな小売・流通のビジネスモデルなど、新しい産業分野でのICT活用の可能性を研究します。

医療・福祉ICT-WG

高度ネットワークを活用した地域医療分野でのICTの可能性や、独居者の見守りなど高齢化社会へのICTの応用を研究します。

教育・人材育成WG

こどもたちや成人の生涯教育としてのプログラミング教育、シングルボードPCを使った コンピュータ科学教育等を研究し、「三世代生涯学習大学」事業の検討を行う。また、高度ICT人材育成や、産学連携による中長期インターンシップ事業の可能性を研究します。

製造業ICT-WG

製造業におけるICT活用、地域共通プラットフォーム(中小製造業の共通課題を解決するための共同クラウドシステム)や、技能・技術伝承システムやドキュメント管理システム等を研究・開発します。

M2MプロジェクトWG

M2M(マシン・ツー・マシン)システムの各種ソリューションを研究します。
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